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2005年02月 アーカイブ

2005年02月01日

引越し

今月一杯で引越しすることになりました。長期出張者が一人帰国しますので、そのFlatに移ることになりました。玄関にあるライトも11月末に壊れたまま、いまだに直してくれませんし、こちらの担当者にさすがにキレタのでしょうか?今のFlatに入った当初は洗濯機が壊れていまして、これも修理に(結局は交換でしたが)1ヶ月かかりました。ボイラーが壊れたときは、1週間以上かかりましたし、ヒータの修理(これも交換でしたが)数ヶ月かかりました... いくらイギリスとは言え、対応があまりに悪いですよね。壊れる頻度は、他の日本人スタッフの場合と比べるとやはり高いですが、私よりも頻繁に壊れる人がいるのが驚きです!

今度のFlatはボイラーがときどきトラブルと起こすということですが、今のところで散々鍛えられているので快適に暮らせるのではないでしょうか。後は庭がないので、これから徐々に暖かくなっていく時期に、草刈をしなくてするのが助かります。

この週末に日本から来ていた友人二人がFlatに泊まっていったのですが、最初で最後のお泊まり客となりました (^^;;

2005年02月03日

World Famous Fish & Chips

まもなく帰国する日本人スタッフがいますので、昼休みにHarry Ransden's に行ってきました。総勢30人!ほどでしょうか。このお店には何度か言ったことがありますが、「World Famous Fish & Chips」とうたう程とは思いませんが、それなりにおいしいFish & Chipsを出します。

トラディショナルなFish & Chipsは、レストランで食べるのではなくTake Awayという持ち帰りのものだそうです。紙にくるんでもらうのですが、それでも油がしみてべたべたするのが普通だそうです。そういえば、一度Take Awayしたことがあるのですが、そのときもべたべたですぐに皿にあけて食べましたね。そのときには無かったのですが、小さなスプーンを付けてくれることも多いそうです。

それにしても、チップスは山のように出てきます。こちらの人はもちろん平気な顔をして平らげていました。

2005年02月06日

川の深さは / 福井晴敏

亡国のイージスで一躍有名になった作家です。亡国のイージスはまもなく映画にもなるそうですね。この作家の本は他にTwelve Y.O.も読んでいるのですが、どれも国家、軍隊、工作員などをいう言葉が出てきます。特にこの主人公と亡国のイージスの主人公は重なる部分が多いです。どれも同じような設定なのです。とは言っても、読んでいるうちに引き込まれてどれも結局一日で読んでしまうのですが...

タイトルの川の深さはという言葉もそうですが、川が登場人物の気持ちを表している箇所が何度も出てきます。最初はどうにも暗く濁った川をイメージしてしまうのですが、最後には澄み切った海になっていました。面白かったのですが、やはり亡国のイージスの方がお勧めです。

2005年02月07日

バレンタイン

まもなくバレンタインディですが、イギリスにもあり、デパートやスーパーでは専用のコーナーが設けられています。ただ、日本のものとは少し違います。基本的にはカードのやり取りだけのようです。また何かプレゼントをつける場合でもチョコレートというわけはありません。それから、特に女性から男性だけに送るというイベントではなく、お互いにカードを送るのだそうです。なので、ホワイトディなるものの存在しません (^^;;

それから誰からかわからないようにカードを送るのだそうです。夫婦同士ならもちろんわかってしまうのですが、あえて名前を書かないそうです。学生のころ、名前の書かれていないカードをもらってどきどきしたと言っている人もいました。日本のバレンタインはチョコレート会社が仕掛けたのですが、こんなカードだけの告白も素敵ですよね。

2005年02月08日

献血できない

英滞在一か月以上、臓器などの提供を当面中止というニュースが出ていました。今まで献血したことはありませんが、献血もできなかったんですね。こちらに来て一年以上経ちますが、BSEの話はほとんど聞きませんし、スーパーの牛肉売り場でもそんな雰囲気は感じられません。

そういえば、ほとんどこちらで私は牛肉を食べていませんねぇ。BSEを気にしている訳ではなにのですが、どうもいやなにおいが鼻につくので、ほんとに数回しか食べていません。スコットランド産のものは多少ましでしたが、それでもやはりだめでした。

2005年02月09日

やさしいタオル

ほぼ日刊イトイ新聞で「やさしいタオル」を購入しました。このホームページはコンテンツがおもしろく、ほぼ毎日チェックしています。ときどき企画した商品の販売も行っているのですが、その販売方法というか姿勢が気に入っていました。以前「ほぼ永久紙袋」を販売したときに、多少の不具合がありました。その対応方法に非常に好感がもてたので、何かの機会にここで購入してみようと思っていました。

そこで今回の「やさしいタオル」です。値段としては安いタオルではないと思うのですが、今まで購入した人のレポートや商品の説明を見て買ってみることにしました。海外へ送る場合の送料についても詳しく書かれていました。海外へ送る場合は重さがすべてといってもいいのですが、それもきちんと書いてあり適当なリンクも張ってあったのでなかなか気が利いています。

第一回の販売はもう終わってしまいましたが、第二回の販売がこのあとありますので、気になる方は上記のホームページを見に行ってください。注文してから作り始めるということですので、手元に届くのはまだまだ先ですが、楽しみにしています。届いたら使い心地などご紹介したいと思います。ただひとつ気がかりなのは、こちらの水、洗濯機が強力すぎてあっという間に傷んでしまわないかということだけなんです...

2005年02月11日

Prince of Wales

チャールズ皇太子が再婚することが発表されましたが、これを機会にこちらの人にイギリス王室について聞いてみました。Wales出身のわけであるはずがないのに、なぜチャールズ皇太子はPrince of Walesなのでしょうか?なんでも皇太子は伝統的にPrince of Walesなのだそうです。要所に大事な人間をおくということですね。同じように次男はDuke of Yorkとなるそうです。3男以降はしらないと言ってました... ダイアナ妃がPrincess of Walesだったのですが、チャールズ皇太子と結婚するカミラさんはたぶんそう呼ばれないだろうと言ってました。Pricecess of Walesイコールダイアナ妃というイメージだからだそうです。実際に、Princess of Cornwallになるようですね。夫婦で同じ国のPrince、Princessにならないというのは何か不思議ですが...

2005年02月12日

Wedgwood

来月から引っ越すFlatには食器がありません。こちらではまず手に入らないどんぶりなどは日本から持ってきているのですが、その他の食器はもともといまのFlatに備え付けのものを使っています。

皿を調達しに陶器の町として有名なStoke-on-Trentへ行ってきました。いろいろなブランドのショップや工場があるのですが、Bristolからそこそこの距離もあるので、今回はWedgwoodだけを狙って行きました。

まずはWedgwood Vistor Centre

0212Wedgwood.JPG

受付が日本人の方だったのですが、こちらをみてちょっとためらってから「日本の方ですよね」と声をかけてきました。観光客に見えないのはわかりますが... 出張に来ている日本人と食事をしたときに回ってきた50ポンド札が手元にあったので、受付が日本人の方なのでこれ幸いと50ポンドで払ってもいいか聞いてみました。久しぶりに50ポンド札見たと言われましたが、そんな私も2度目です。日本人同士ということで(?)今回はこすったりちぎったりせず、そのままおつりをくれました。さすがに偽札だとは疑われなかったようです (^^;;

工場の見学をしたのですが、コースが工程順になっているわけでもないので、全体像がわかりにくかったです。スコットランドで回った蒸留所はどこも工程順になっていましたが、まぁ理解しようとする意気込みが違うのも大きな原因だと思いますが... 20分程度でWedgwoodの説明をする映画があるのですが、日本語の字幕がでているのには驚きました。そういえば、工場見学のときにあちこちにあった説明文も英語の次に日本語がきていました。カフェで昼食を取ったときのも日本人が多かったですね。4人に一人ぐらいでしょうか。日本人はWedgwood大好きですね。

ここで買うと定価ですので、目的の食器はFactory shopといわれるアウトレットで調達しました。ここでも日本人がかなりいました。日本で買うとどんな値段なのかわからないのですが、2ポンドとか5ポンドの皿とかを買ってきましたので格安なのではないでしょうか。普段使うので、そんなに高価なものは必要ないのですが、一番高かったのはTea Potで16.5ポンドでした。この程度なら近くのスーパーでちょっと洒落たものを買うのとそう変わりないと思います。

2005年02月16日

ヤンキー先生退職

以前何気なくみたTVのドキュメンタリーで知った北海道北星余市高校の義家先生が退職されるそうです。そのときTV見る気は無かったのですが、結局最後まで見てしまいました。まさに熱くてまっすぐな人です。

詳細は扉のむこうより、熱を込めて-ヤンキー先生義家弘介の教育コラムヤンキー先生 義家弘介をご覧ください。本人が書かれたものだけでなく、コメント書いている人も熱いです。読んでいると心に響くものがあります。また、いろいろと考えさせられます。

初トラックバックしようかとも思ったのですが、そこまで自分の深い考えがあるわけではないので、リンクさせてももらうことにしました。でも必見のホームページです。

2005年02月17日

Potato chips

イギリスでChipsというとフライドポテトのことを指し、日本でいうところのポテトチップはCrispsといいます。Fish&Chipを頼むと間違っても、ポテトチップは付いてきません (^^;; そんなイギリスで、Mc.Coy's というCrispsを見つけました。しかし、Ridge cut potato chipsと書いてあります。アドレスを見てもイギリスなのに?聞いてみたところアメリカのものなので、CrispsではなくChipsと書いてあるのだそうです。値段はイギリスの代表的なCrisps、Walkersよりもちょっと高かったです (^^;;

2005年02月20日

Cotswolds

日本から2ヶ月の予定で来ている人がほとんどCotswoldsに行ったことがないというので、久しぶりに出かけてきました。天気もよく良かったですが、寒かった...

ガイドブックに出ていたBroadway Towerを見てみたいというので、まずはそこに。前に行ったときは期待していたものとは大きく違ってあまりに小さかったのでもう行かないだろうと思っていましたが... やはり小さかったです。

誰かの連れてきた犬が丁度いい具合にTowerの前で待たされていました。
0220Tower.JPG

その後、折角なのでBroadwayへ行きました。相変わらず観光地で人が大勢いましたね。ポストカードを買おうと狙っていた店が、帰りに通ったときには見当たりません。確かこの辺りの場所にポストカード並べてあったと思い、よく見るとその1軒だけ扉が閉まっていて今まで表に並べてあったポストカードが中にしまわれています。
ちょうど12時を回ったころですので、お昼休みで閉めてしまったようです。店閉めてみんなで食事とらなくてもいいでしょうと思いますが、観光案内所もしまっていました。商売熱心な国ではないですね (^^;;

それからStow-on-the-Woldへ行きました。ここは初めて行った村なのですが、特別な観光名所などはなく、のんびり町並みを見るところですね。こじんまりしたところで食事だけしてBurfordへ移動しました。

ここも初めて来たのですが、坂にメインストリートがあります。坂の上からみる景色は他ではあまりない風景ではないでしょうか。Broadwayほど観光地化されていませんが、そこそこ人も出てきて、商店もいろいろありお土産を探したりするにはこのくらいの方がいいような気がします。

たまたま入った店で30ポンドの松でできた3段の引き出しがありました。今度引っ越すことですし、よっぽど買おうかと思ったのですが、作りがいまいち雑だったのと、木があまりよくなかったので断念しました。

駐車場のそばに小川が流れていてそこにはたくさんの鴨がいました。
0220Ducks.JPG

今度はCotswoldsで一番好きな村Biburyです。ここは川が流れているだけで他に何もありません。土産を買えるような店は、一軒あるだけです。川でのんびりとしている鴨や白鳥を見ているだけで時間もゆったりと流れているような気になれます。

ここの鴨はこんな感じ
0220BiburyDuck.JPG

0220BiburyDuck2.JPG

最後はCastle Combeです。ここもこじんまりしていて大好きな村です。駐車場から町までちょっとあるので歩いていると後ろから来た車に声をかけられました。なんとかというマナーハウスを知りませんかと。カメラ下げて歩いている3人組に道聞くことはないでしょうと思いながらも、Sorry、I'm Stranger Hereと答えておきました。ただCastle Combeにマナーハウスらしきものがあるのは知っていたのですが、マナーハウスかどうか知りませんでしたし、その名前も知りませんでしたので、そんな回答をしてしまいました。日本語だったら、その辺りのことはきちんと説明できたんですが... 

2005年02月23日

Flat

今週末引越しをします。折角なので今すんでいるFlatを写真に撮ってみました。

0223TealFlat.JPG

こんな大きな家全体を借りているのではなく、左端の窓のある部分だけで1DKです。もちろん2階は別の人が借りています。玄関は左奥のひさしの付いている部分になります。

最近急に寒くなり、ここ数日雪が昼間ぱらぱらと降ります。積もるほどではありませんでしたが、昨日は夜に雪が降りまして車にうっすらと積もっていました。地面も凍っていました。この国の人は常に夏タイヤなので、気をつけないと...

すでに何度か不動産屋がお客をつれてFlatの中を見に来ているのですが、まだ借り手が付かないようで、こんな看板が立てられていました。

0223Signboard.JPG

2005年02月24日

ブログステッカー

ブログによくあるブログステッカーというものを貼ってみました。

今回もTechknow Weblogの記事を参考にさせていただきました m(__)m これを気にこのブログの更新を楽しみにしている方々(^^;; RSSリーダを使っていただければと思います。

メーラ型、ティッカー型などいろいろありますが、私はRSS対応のブラウザFirofoxを使うようになりました。

2005年02月25日

転生 / 貫井徳朗

「慟哭」を読んで気に入った作家です。帯や裏表紙にはミステリーと書いてありましたが、違いますね。心臓移植を受けた大学生が主人公で、もとの心臓の持ち主の記憶が受け継がれているんではないかという疑問から話が展開していきます。この設定がちょっとSFぽいですが、そんなことが気にならずに読みすすめます。別にSFが嫌いなわけではなく、どちらか好きな方です (^^;;

臓器移植のミステリーとか思わずに、青春小説と思って読むのがいいかと思います。話の展開や文章は申し分なく星4つつけたいところですが、裏表紙や帯の説明と内容が違う(売り方が違う?)ので星3つ半です。今度日本に帰ったときには、是非他の作品も買ってきたいと思います。

2005年02月27日

引越

土曜、日曜で新しいFlatに引越しました。乗用車で述べ6往復ぐらいでしょうか。友人に手伝ってもらったので何とか終了しましたが、とても一人では...

新しいFlatは水の出がよく、久しぶりに勢いあるシャワーを浴びることができました。この程度で幸せ感じているようでは、すっかりUKに染まっていますね。ところが台所の水道がきちんと閉めているのに、ぽたぽたと水が出てくることがあります。今まで住んでいた人に聞いてみると、ときどき、ぽたぽたどころではなく信じられないくらいの勢いで水がでるそうです (^^;; UKの水事情はやっぱり一筋縄ではいきません...

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