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川の深さは / 福井晴敏

亡国のイージスで一躍有名になった作家です。亡国のイージスはまもなく映画にもなるそうですね。この作家の本は他にTwelve Y.O.も読んでいるのですが、どれも国家、軍隊、工作員などをいう言葉が出てきます。特にこの主人公と亡国のイージスの主人公は重なる部分が多いです。どれも同じような設定なのです。とは言っても、読んでいるうちに引き込まれてどれも結局一日で読んでしまうのですが...

タイトルの川の深さはという言葉もそうですが、川が登場人物の気持ちを表している箇所が何度も出てきます。最初はどうにも暗く濁った川をイメージしてしまうのですが、最後には澄み切った海になっていました。面白かったのですが、やはり亡国のイージスの方がお勧めです。

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2005年02月06日 21:58に投稿されたエントリーのページです。

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