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殺人症候群 / 貫井 徳郎

慟哭で有名になった貫井徳郎の作品です。

タイトルから想像されるように、多くの人が殺されますが、その描写がリアルで、「痛い」箇所がかなりあります。文庫本で700ページ以上もある長編で、「痛い」表現が繰り返しでてくるので、読むのを一時ためらうほどでした。ただ、それ以上に読んでいくうちに引き込まれ、結局一気に読んでしまいました。様々な事件が起こっているのですが、それが見事なトリックで最後にまとまります。

登場人物がみな「まとも」ではないのですし、殺人の描写がえげつないので、貫井ファンでない方にはあまりお勧めできません (^^;;

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ここ2年ほど文庫で出たら読む、というようなポジションの小説家さんです。ちょっとあざとすぎる感じも否めないかなぁなどと思いながら読むんですが、最終的には結構充実し... [詳しくはこちら]

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2005年09月04日 00:08に投稿されたエントリーのページです。

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