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Θは遊んでくれたよ / 森 博嗣

久しぶりに森ミステリを読みました。実はこの作品の前に外伝が一冊発表されています。最近森ミステリにちょっと期待はずれでしたので、初めて飛ばしました。今まで発表されたものはすべて読んでいたのですが...

ミステリの謎解き部分はなるほどなぁと素直にうなずける内容でした。ときどき誰も知らない情報を探偵役の人だけが知っていたことになり、あさっての方からいきなり解決するミステリ(?)もありますが、さすがという感じです。ただ、ちょっと人物が面白くないんですよね。シリーズ初期の西之園、犀川のような強烈な個性の登場人物がいないのがちょっと残念です。この二人は出てくることは出てくるのですが、すっかり脇役で代替わりしてます (^^;;

最近本を読んだときの感想がいつも抽象的なので、これからは後で自分が読んで中身を思い出せる程度に書いていこうと思います。もちろんネタをばらさない程度に...

タイトルに出てくるΘは飛び降り自殺したと思われる人の額に書かれていたことから始まります。(
Θなんて文字を見たのは三角関数以来でしょうか (^^;; )それから続けて、亡くなった人にΘの文字が書かれています。自殺も考えれるし、他殺とも考えられるような状況が続きます。Θの字も、自分で書いたのかそれとも他人が書いたのかということも、問題ですね。後は読んでみてください。

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2005年05月16日 23:56に投稿されたエントリーのページです。

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