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深紅 / 野沢 尚

電車で通勤していますので、凄い勢いで本を読んでいます。といっても、自宅の本棚にある本がなんとなく目に付くとその続刊をついつい読んでしまったりしています。しかし、これは今書店で平済みになっている売れ筋の本です。

家族を皆惨殺され、一人残された女性が、犯人にも同年代の娘がいることを知って、彼女に近付いていくという内容です。最初の方は、かなり残忍な描写が多くげんなりしましたが、その後の心理描写に引き込まれていきます。主人公の冷酷な心理とか、あるなぁと思ってしまうんですよね。皆さんそんな一面もあるのでないでしょうか?私だけでしょうか?

野沢尚さん、昨年亡くなっているんですよね。もっといろいろな作品を読みたかったです。

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2005年05月31日 23:39に投稿されたエントリーのページです。

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